ブルーレイディスクの意味

http://hosumi.blog.ocn.ne.jp/basil/2006/09/post_b111.html

まあ、私はしょせん門外漢だから、あまり深くこの問題について語ることはできないのだが、一つ疑問に思うのは、なぜそこまでしてPS3を出すのだろうか?、ということである。おそらくソニーとしては、ブルーレイ規格を普及させるために、この敗色濃厚なハードを世に出すのだろうし、私もなんとなくそのへんはわかるのだが、そのブルーレイとやらは一体なにが出来るモノなのだろう? 今までのDVD規格とはどう違うのか。どう魅力的なのか。どうも調べてみても、ブルーレイは大容量でデータ転送速度が速いといったことしか見当たらず、今のDVD規格とどう変わるかといえば、せいぜい、録画再生できる映像の量や質が上がるということぐらい思いつかない。それははたして、六万円以上払うに値するものなのだろうか? 無論、価値観は人それぞれだから、画質やハードのスペックが全てという人には魅力的なのかもしれないが、そんな人はそれほど多くないのではと私は思うのだ。というのも、世の中画質などが全てならば、ビデオはとうの昔にDVDに駆逐されているはずだが、そうなってないのが現状だからである。収録できる映像がより綺麗になったり、一枚のディスクによりたくさんデータを入れられたりすることは、開発者やマニアには素晴らしい製品なのだろうが、一般の人はそこまで拘泥しない。映像なんて、とりあえず見苦しくない程度に小奇麗に見れればいいし、一枚のディスクで容量が足りなくなったら、もう一枚足せばいい、多くの人はそう思うものではないだろうか。