アイドルマスターのダウンロードがすごい

マイクロソフトとバンダイナムコゲームス、Xbox 360「トラスティベル」完成記念パーティーを六本木で開催

 マイクロソフト株式会社と株式会社バンダイナムコゲームスは、6月14日発売のXbox 360RPGトラスティベルショパンの夢〜」の完成記念パーティーを、六本木「TATOU TOKYO」にて開催した。


 本パーティーは、Xbox 360RPGトラスティベルショパンの夢〜」完成を記念して開催されたクローズド形式のイベント。会場には、関係者や報道陣のほか、一般公募で選ばれたファン約50名が参加。イベントは、照明が落とされると同時にスクリーンに投影されたデモムービーからスタートした。幻想的で繊細、なおかつ温かみのある独特のグラフィック表現が、桜庭統氏の楽曲をバックに流れていく。俳優「森本レオ」氏のナレーションが、会場内にいるすべての人たちの心身に、静かに、確実に浸透していく様子がうかがえる。


 デモムービーの上映が終わると、バンダイナムコゲームス代表取締役副社長の鵜之澤 伸氏が登場。本作の特徴を簡単に述べるとともに「事前予約もかなりいい感じ。30%を超えているくらい? 非常に楽しみにしています」と、発売前から“確かな手ごたえ”を感じていることを明らかにした。


 会場には、マイクロソフト株式会社のXbox事業本部長の泉水 敬氏が、本作をイメージしたような豪華な花束をたずさえてお祝いに参上。ここからは、泉水氏が「別に漫才やってるわけじゃないですから(笑)」というくらい軽妙なトークが炸裂。ついつい口が滑ったのか、鵜之澤氏から「『アイドルマスター』が、ジワジワといい感じで。リピートもきてますし。アイテム(のダウンロード)販売が凄い。第6号まで出たのかな? 売上が1億円を超えたと。凄いよね! 売れるのは、お約束っぽいんですけど、制服、体操着(会場爆笑)、新しいビジネスモデルですよね」といった話から、「『パックマン・チャンピオンシップエディション』これもたぶん、今週中に開発費がリクープするという……数万人が一度にダウンロードしてくれて……」など、すれたゲームマニア向け(?)の生々しい話がボロボロこぼれ落ちてくる。


 お二人とも会場に一般のファンがいることをすっかり忘れてトークに花を咲かせていた様子だが、それもこれも、両社のビジネス関係が良好に推移しているからだろう。鵜之澤氏は「今日お集まりのみなさんに、それこそシリーズの続編が作れるくらい、応援していただきたいと思います」とコメントし会場を後にした。