ドワンゴがチュンソフトを子会社化

ドワンゴがチュンソフトを子会社化 - ITmedia NEWS

 ドワンゴは3月31日、チュンソフトの第三者割当増資を引き受け、子会社化すると発表した。チュンソフトが持つゲームソフト開発ノウハウをドワンゴのシステム構築・運用ノウハウを組み合わせ、ネットワークゲーム開発や携帯電話向けコンテンツの強化に活かす。


 第三者割当増資の引き受けに加え、チュンソフト中村光一社長が保有する株式の一部も譲り受け、発行済み株式総数の59%を取得して連結子会社化する。取得総額は11億6800万円。


 チュンソフト1984年創業の老舗ソフトハウス。「ドラゴンクエスト」シリーズや「トルネコの大冒険」シリーズなどで知られる。ドワンゴはこれまで受託開発が中心だったが、最近は大手ゲームメーカーとネットワークゲームの共同開発にも取り組んでいる。チュンソフトの豊富なノウハウを取得することで事業基盤の拡充が可能と判断した。