質問「Wiiに飽きました。プレステ3に買い換えるべきでしょうか?」

Wiiに飽きました。プレステ3に買い換えるべきでしょうか? - CMを見て面... - Yahoo!知恵袋

Wiiに飽きました。プレステ3に買い換えるべきでしょうか?」

Wiiに飽きました。プレステ3に買い換えるべきでしょうか?


CMを見て面白そうだと思ったのと、人気につられてWiiを買ってしまいました。
ゼルダWiiスポーツを同時に買ってやっていたのですが、期待していたほど面白いと思えず、どちらのソフトも3日か4日もたたないうちに飽きてしまいました。
Wiiに飽きた人が多いと聞いて知っていましたので、過度な期待はしないように扱っていましたが、それでもこんなに早く飽きてしまうとは想像外でした。


腕もそんな大げさに振り回していないのに思ったよりずっと疲れるし、電池もすぐなくなるのでいちいち交換するのも嫌になり、今では電源も入れなくなってしまいました。
プレステ2と買い換えたのですが、あとになってWiiはDVDも見られないと知ってショックでした。


ゲームそのものが嫌いなわけではないので、今はプレステ2を買い戻してゲームをしています。
Wiiは品薄なのに運良く買えたので、もったいなくて手放せないでいます。
多分同じことを思って手放せないでいるWiiユーザーはとても多いと思います。
情報誌を見ると、なんだか延々と子供向けのソフトばかりが発売予定になっている感じで、自分が楽しめそうなソフトは全く見当たりません。
どちらかというとプレステ3におもしろそうなソフトが沢山出てくる感じです。
そこで質問です。


どうしてWiiには子供向けソフトしか出てこないのでしょうか?
今後プレステ2や3で出ているみたいなソフトがWiiにもたくさん出てくる可能性ってどれくらいですか?
今後のソフトの発売予定を見てプレステ3に買い換えるべきか悩んでいます。
私は20代のゲーム好きですが、ゲーマーというほどではありません。
XBOXには将来が全く見えないので、このままWiiを持っているべきか、プレステ3に買い換えるべきか、この2機種のみでアドバイスください。


ベストアンサーに選ばれた回答

要は、どちらがご自身に適したマシンかという事だと思います。
ソフトで選ぶというのは一番分かりやすいですし、悔いが残らない選択方法です。


ガンダム無双をはじめ、ぼくなつ3、MGS、みんゴル真・女神転生デビルメイクライ、バイオ、FF13白騎士物語(レベル5RPG)、モンスターハンター3、新作グラディウス、鉄拳、バーチャ、スパロボパワプロブレイドストームダビスタ(以上全て発売済、予定ソフトです)等の人気ソフトやハイスペックゲームがやりたければPS3


変わってポケモンをはじめ、デジモンゼルダカービィドラクエソードスマブラ、マリオほか、版権キャラ物(クレヨンしんちゃん、たまごっち等)のゲームで遊びたい向きや、扱いやすさ、手軽さ等を重視される場合、Wiiが適当です。
Wiiソフトは決して子供向けばかりではありませんが、仰る通りWiiソフトのラインナップはPS3に比べ子供(児童)向け、もしくは年配者、高齢者向けソフトの占める割合が圧倒的ですので、ご自身が中学生以上だったり、ゲーマー、ゲーム世代の方である場合、または品質、迫力、やり込み度、機能性等を重視されるならWiiよりPS3の方が適しています。


Wiiに児童向けソフトが多いのは咋(あからさま)過ぎる程必然です。
その主な要因としては2点上げられます。


まず第1にWiiを購入した大部分の方は、任天堂の目論見通りゲーム世代やゲーマー以外の方であるとされています。
逆にFFやデビルメイクライ等の人気タイトルやハイスペックゲームを望む人達はゲーム世代やゲーマーの方々が中心であると言われています。
そうした「今までゲームに興味を示さなかった方」を対象に人気タイトルの新作を提供しても、十分な利益が回収できない事はベンダー自身が一番理解しているため、メジャータイトル、とりわけハイスペックゲームと呼ばれる類のソフトをWiiで”開発しない”のです。
確かにWiiは次世代機の中で一番売り上げていますが、だからと言ってどんなソフトでも売れるかと言えば、それは全くの別問題です。
ハードがどんなに多くのシェアを確保しても、畑が全く異なるからです。
分かりやすく例えるなら”圧倒的に人口の多い中国で握り寿司を売っても日本以上には消費されない”という事です。
また別の問題として「開発しない」というより、ユーザーの期待に答えたゲームによっては(例えばガンダム無双の様な超ハイスペックゲームの場合)Wiiの性能では作る事が出来ない点も上げられます。


そして第2に「任天堂ハードでは任天堂のソフトしか売れない」という大きな問題があります。
PS3ソフトの現在の売上ランキングでは上位にリッジやAMCといったサードパーティのソフトが軒を連ね、恐らく今週末にはガンダム無双も入ってくると思われます。
変わってWiiソフトの売上ランキングではゼルダWii SportsはじめてのWii、ファイヤーエンブレムといった任天堂ソフトが常に上位に君臨し、大きな差を隔ててサードのソフトがランクして来ている状況です。
これは別に今だけの事ではなく、スーファミ時代からであり、サードパーティとしては「非常に面白く無い」訳です。
なぜ任天堂のソフトしか売れないのかという問題については異論がありますが、主な原因としてハードそのものが特殊すぎる故に、ハードを開発したメーカーでなければそれを活かしきるソフトを作る事が困難である事や、任天堂のキャラクターやブランドのイメージが強すぎる事が指摘されています。
SCEのトロやクロを、マリオやピカチュウと比べたら、その認知度の差はケタ違いです。


つまりWiiにメジャータイトルが少ないのは、各ベンダーがまだ市場の様子を見ていると言う事では無く、Wiiというハードの特質上、出ずべくして出ない(出せない)のが主たる理由なのです。
よって、ハードの普及に関わり無く、今後もWii向けにメジャータイトルやハイスペックゲームが沢山出てくる可能性は極めて少ないと言えます。
仮にWiiWiiらしきハードで無くなればゲーム層と呼ばれる顧客の獲得がそれなりに見込めますし、重い腰を上げるベンダーも少しずつ現れて来ると思います。
しかしながら、それではWiiのウリが失われてしまいますし、性能勝負となるため、対抗機のPS3はおろかXBOX360にも叶わないWiiでは勝負目が無く、現実的で無くなります。
要するにWiiWiiとしてWiiの路線で、Wiiらしき進化を遂げつつ独自の新規顧客を獲得していく必要があり、幅広い層に必ず売れる様な国民的ビッグタイトルや任天堂タイトルを除き、安直的(いわゆる子供向け)なタイトルのラインナップに終始するより手立てが無い訳です。
最もそれが「誰もが同じスタートラインに立てる」とした任天堂の方針でもあります。


こうした事情も加味し、且つPS3向けのハイスペックソフトに魅力を感じてみえるならば、Wiiの買取価格は今がピークですし、PS3への買い替えは非常に賢い選択と思います。