腕相撲ゲーム機で骨折3件 アトラスが自主回収へ

産経ニュース

 ゲーム機開発・製造のアトラス(東京都新宿区)は21日、同社がゲームセンター向けに販売した腕相撲ゲーム機で遊んでいた利用者が、腕を骨折する事故が3件起きたと発表した。同社は発売済みの155台を自主回収し、不具合の有無などを早急に調べる。


 事故が起きたのは「腕魂(うでだましい)」という名称のゲーム機で、利用者が腕の形をしたゲーム機と向き合って腕相撲をするタイプ。


 今月4日から19日にかけて、大阪市京都市、福岡市のゲームセンターで遊んでいた、いずれも成人男性が相次ぎ骨折したという。


 アトラスは7月26日に、このゲーム機を発売したばかりだった。事故を受けて、全国のゲームセンターに安全性が確認できるまで稼働停止を要請した。