次世代ゲーム機、5人に1人が持っている〜Wii が圧倒的

http://japan.internet.com/research/20071221/1.html

一昨年に発売された Xbox360、そしてプレイステーション3PS3)、任天堂 Wii も発売し約1年が経過したが、これら次世代ゲーム機の普及はどの程度進んでいるのだろうか。


インターネットコム株式会社と JR 東海エクスプレスリサーチが行った、「次世代ゲーム機に関するユーザー調査」によると、5人に1人は次世代ゲーム機を所有している、ということが分かった。


調査対象は、官公庁や地方自治体、民間企業に勤務する20歳未満から50代の男女330人。男女比は男性49.1%、女性50.9%、年齢別は、20歳未満6.1%、20代24.2%、30代33.3%、40代28.2%、 50代8.2%。地域別は、北海道0.0%、東北1.2%、関東40.9%、甲信越0.6%、東海39.1%、北陸0.0%、近畿14.2%、中国2.1%、四国0.9%、九州沖縄0.9%。


まず、次世代ゲーム機の所有者がどの程度いるのかを調べたところ、21.2%(70人)が「持っている」と回答。約2割が次世代ゲーム機を所有している、という結果になった。


次世代ゲーム機の所有者に、「所有している次世代ゲーム機」を複数回答で尋ねてみた。最も多かったのは、「Wii」で81.4%(57人)。「プレイステーション3」30.0%(21人)、「Xbox360」7.1%(5人)と続き、家族層をターゲットとした Wii が圧倒的なシェアを収めた。


PS3 の所有者に対し、購入理由を尋ねたところ、「やりたいゲームソフトがそのゲーム機で出ていたから」47.6%(10人)という回答が最も多く、続いて「機能が気に入ったから」33.3%(7人)という意見が挙がった。


続いて Wii の所有者に対し、購入理由を尋ねたところ、PS3と同じく「やりたいゲームソフトがそのゲーム機で出ていたから」63.2%(36人)という回答が最も多かったものの、「機能が気に入ったから 」61.4%(35人)という回答も多く、リモコンによる操作性の新しさが購入に繋がったユーザーも多いようだ。


Xbox360 の所有者に対して、購入理由を尋ねたところ、「やりたいゲームソフトがそのゲーム機で出ていたから」が50.0%(3人)、「機能が気に入ったから 」33.3%(2人)となり、目的のソフトが発売される事が次世代ゲーム機の購入の決め手となっているようだ。


今後、次世代ゲーム機を購入する予定はあるか尋ねたところ、「Wii」21.8%(72人)、「プレイステーション3」11.8%(39人)、「Xbox360」1.8%(6人)という結果となったが、70.0%(231人)は「購入する予定はない」と回答。約7割が、ゲームをやらない、または、まだ様子見であることが分かった。


ゲーム機に DVD 再生や音楽再生といった付加機能が必要かどうか尋ねたところ、 37.3%(123人)は「ゲームだけできればよい」と回答したが、「できるだけ多くの機能が欲しい 」19.7%(65人)という回答も多く、ゲーム機の多機能化が求められているようだ。